釜ヶ崎詩集 2011~2013
「まちでつながる」「釜ヶ崎芸術大学」詩の時間から
大阪西成区釜ヶ崎で二〇十二年から二〇十三年の二年間に取り組んだ詩のワークショップで生まれた詩を集めた詩集。NPO法人こえとことばとこころの部屋(ココルーム)が主催する「まちでつながる」「釜ヶ崎芸術大学」では、地域内外のおじさんたち、旅人、若者、通りすがりの人たちが参加した。さまざまな人たちがまじりあい、お互いの話に耳を傾け、ことばをそっと包み、詩をつくり、声にした時間。百名以上の人が参加し、贈り物のような詩が生まれた。こころのたねをそっと受けとり、芽吹く春をまっている。
仕様:B4版モノクロ 全200頁
価格:1200円+税
発行:ココルーム文庫
釜ヶ崎芸術大学2013報告書
2013年9月始めから2014年3月末まで、60回の授業を重ねた釜ヶ崎芸術大学のあゆみをふりかえる報告書。
スタッフによる授業の日々の記録集や、在校生による様々な授業を受けてみての感想がまとめられた文集、授業の中で生まれた作品の写真もおさめられた、見ごたえ読みごたえたっぷりのオールカラー版です。
仕様:A4版カラー 全66頁
価格:1000円+税
発行:ココルーム文庫
無料のPDF版もありますこちらからダウンロードして下さい
こころのたねとして
~社会と記憶をつなぐアートプロジェクト
第三刷発行しました。
ココルームの背景、その考え方、
聴き書き考察、
フィルドワークやインタビューの方法、
釜ヶ崎芸術大学へ至る詩的考察など、
さまざまな立場の人が執筆しています。
三回目のあとがきには、
谷川俊太郎さんの釜ヶ崎詩
釜ヶ崎を歩いた詩「路上」
釜ヶ崎の労働者・マサオさんに、こころのたねとしてを試みた「マサオさん」を収録しています。
仕様:文庫本サイズ 全302頁
価格:1200円+税
発行:ココルーム文庫
土地に関する記憶をきりとったフレームから、にじみだす「うた」。
世界を旅する写真家・森善之。出会った人や風景の生き様・死に様を独特の視点で撮り続けて来た。
詩集の出版を誘われてもかたくなに拒みつづけてきた上田假奈代。身体としての詩=リーディングパフォーマンス、そしてアクションとしての詩=NPO法人の設立運営などを行い詩業家として活動してしてきたが、今回、写真家・森との出逢いに風を感じたという。
いのちのかぎりのことばは世界の国境線に響きわたる「うた」。アートディレクションに、関西AD若手の旗手・木村泰子をむかえた本詩写真集は、詩と写真のコラボレーションを越えて、いまを生ききるすべての人に贈る一冊の本だ
詩写真集「うた」
著者:森善之、上田假奈代
AD:木村泰子
翻訳:Zub Noor、Tim Olive、石橋友美
仕様:A4変形 88P
定価:2500円+税
発行出版社:WALL
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